立憲「文句だけでない」提出・成立法案示す

2021年10月30日 16:58

 立憲民主党の蓮舫代表代行は「立憲は批判ばかり」「文句だけの立憲民主党」などの攻撃にツイッターで「国会では法案を提出するのみならず、政府案で国民のためになる法案には8割賛成、中には問題を見つけ修正協議を経て与野党合意も珍しくありません」と批判はあたりませんとした。

 実際、昨年の臨時国会(10月26日~12月5日)で、立憲が国会に提出した法案(議員立法)は政府より多い10本。このうち5本は成立。今年の通常国会(1月18日~6月16日)でも46本の議員立法を提出し、18本が成立している。

 立憲は党のツイッターで、議員立法の本数や成立した本数を示し、「文句だけではない」ことを示した。

 提出法案では「インターネット投票推進法案」(立憲・国民)「自動車産業脱炭素化推進法案」(同)「農業用植物の有料品種を確保するための公的新品種育成の促進等および在来品種の保全に関する法律案」(立憲・共産・国民・社民)「こども総合基本法案」(立憲)「領域警備・海上保安庁強化法案」(立憲)などを衆院に提出。

 また子育て世代生活支援特別給付金の差押えを禁止する「特別給付金差押禁止法案」、教員による児童・生徒に対するわいせつ行為を防止するための「わいせつ教員対策法案」、都道府県による地震防災対策の推進、国の財政上の補助の嵩上げ等を図る「地震防災特別措置法改正案」、過疎地域要件を見直し過疎地域への配慮措置を充実する「新過疎法案」などはいずれも成立させている。(編集担当:森高龍二)