文通費の返納と日割り議論 立憲・政治改革部会

2021年11月19日 06:46

 立憲民主党会派の政治改革部会は17日会合を開き、10月31日の総選挙で数時間、国会議員として在任しただけで、10月1か月分の文書通信交通滞在費(100万円)が支給される歳費法の問題について、文書通信交通滞在費の返納と日割り、使途報告・公表などをめぐり議論した。

 立憲HPによると、立憲民主党会派の政治改革部会で議論に入る前に、立憲所属の新人議員15人を代表して、渡辺創議員らが篠原孝部会長に対して「新人議員が在職1日で受け取った文通費1カ月分を返納することが可能となるように法改正をすること、文通費の日割りによる支給を検討すること」などを文書で要望した、としている。

 小西洋之参院議員は16日、SNSで「立憲民主党は文書交通費の『10月分の国庫返納、日割り化、使途報告・公表』などの法改正を、明日(17日)の政治改革部会で議論開始します」と発信していた。そのうえで「臨時国会前に法案を取りまとめ、各党に協議を呼び掛けたいと思います」と書き込んでいる。(編集担当:森高龍二)