岸田文雄総理は福島、岩手、宮城の東北3県を訪問後、ロシアのウクライナ侵略に伴いウクライナから避難する人らの受入れについて「具体的に避難されている方々の意向、日本の受入れを希望されるかどうか、どのような生活を期待されるのか、具体的な御要望を聞いた上で国として対応していかなければならない。ウクライナの方々の気持ちに寄り添って要望をしっかり踏まえて対応していく」と語った。
岸田総理は11日、12日に東北3県を訪問した。記者団の質問で自治体によるウクライナ人の難民受入れが増えると考えられることから今後の対応について聞かれ「岩手県・陸前高田市でもそういった話を頂き、宮城県・石巻市でも話を頂いた。こうした意向は他にもあると想像する」と述べた。
そのうえで「国としてもウクライナから第三国に避難された方々を日本として受入れることは表明させていただいている。避難されているウクライナの方々の気持ちに寄り添って要望をしっかり踏まえた上で、政府としても、自治体と連携しながら期待に応えられるような受入れを考えていきたい」と語った。(編集担当:森高龍二)