比例代表の用紙には案分票にならない記入を要請

2022年06月29日 06:30

 立憲民主党の西村智奈美幹事長は27日、比例代表への投票用紙には「立憲民主党」または「りっけん」もしくは「比例代表候補の個人名」を書いてくださいとツイッター発信した。

 有権者が立憲を明確に支持し投票したということが分かるようにしてほしい、というもの。

 比例代表での党名記入では、立憲民主党も、国民民主党も略称を「民主党」にしていることから、有権者が本当はどちらの党へ投票したのかが分からない。案分での「票分け」は避けたいとの思いだ。

 昨年秋の衆院選挙では立憲も国民も略称を民主党としたため、360万票が案分票としてそれぞれの党の得票に応じ案分された。1人1人の一票を大切に生かすには、案分しなくて済むよう、立憲の場合は「立憲民主党」「りっけん」「立憲」、国民の場合は「国民民主党」「国民」「こくみん」と書くか、それぞれの党の比例代表候補者の名前を書くことが大事。民意が正しく政治に反映されるよう、比例代表での投票では、こうした記入をするよう注意が必要だ。(編集担当:森高龍二)