国会論戦乗り切りへ ベテラン配置の布陣

2022年08月11日 09:30

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岸田文雄総理は10日、内閣改造を実施、「第2次岸田内閣」をスタートさせた

 岸田文雄総理は10日、内閣改造を実施、「第2次岸田内閣」をスタートさせた。防衛費の大幅拡大はじめ、経済安全保障問題、コロナ禍での経済再生など課題山積の中、国会論戦を乗り切るためか、各部門で経験者、ベテランを配置する布陣になった。一方で新鮮味は全く感じられない組閣となった。また旧統一教会(世界平和統一家庭連合)問題とも完全に断ち切れるのか、教会との関係の深さが浮き彫りになっている安倍晋三元総理の「国葬」問題も含め、岸田内閣の先行きは険しいものになりそうだ。

 2次岸田内閣の顔ぶれを見ると、岸田総理は林芳正外務大臣、鈴木俊一財務大臣、松野博一官房長官、斉藤鉄夫国土交通大臣、近藤正春内閣法制局長官、山際大志郎経済再生担当大臣を留任させた。

 一方、防衛大臣に浜田靖一元防衛大臣、経済安全保障・科学技術政策・宇宙政策担当大臣に高市早苗元総務大臣、デジタル・国家公務員制度担当大臣に河野太郎元防衛大臣、文部科学大臣に長岡桂子元文科副大臣、国家公安委員長に谷公一自民党政調会長代理、子ども政策担当大臣に小倉將信元総務政務官を就任させた。

 また厚生労働大臣には加藤勝信元厚労大臣、経済産業大臣・ロシア経済分野協力担当大臣に西村康稔前経済再生担当大臣、総務大臣に寺田稔元総務副大臣、法務大臣に葉梨康弘元法務副大臣、農林水産大臣に野村哲郎元農林水産政務官、環境大臣に西村明宏元官房副長官、復興大臣に秋葉賢也元復興副大臣、沖縄北方担当・地方創生担当大臣に岡田直樹元官房副長官を就かせた。

 官房副長官(木原誠二、磯﨑仁彦、栗生俊一)の3氏を留任させた。また、総理補佐官に村井英樹、森まさこ、森昌文、中谷元の4氏の留任とともに岸信夫前防衛大臣を新たに就任させた。(編集担当:森高龍二)