日本経済団体連合会の十倉雅和会長は第2次岸田内閣に関して10日「政策通の優れた人材が多数登用され、自民党役員含め、政府・与党が結束し政策を迅速に遂行することが期待される、極めて強力な布陣である」と評価するコメントを発表した。
そのうえで「経団連は岸田政権の政策遂行に全面的に協力し、持続可能で豊かな経済社会の実現に向けた取組みを進めていく」と政府・自民と両輪で動く姿勢を改めて示した。
十倉会長は「長期化するコロナ禍の克服と社会経済活動の活性化が急務。また、厳しい国際情勢を念頭に置いた外交・安全保障政策の展開、原子力発電所の早期再稼働をはじめとするエネルギーの安定供給、グリーントランスフォーメーション(GX)やデジタルトランスフォーメーション(DX)を柱とする社会変革の推進などに強力なリーダーシップを発揮し、力強く政策を推し進めていくことを期待したい」とした。(編集担当:森高龍二)