寺田稔総務大臣は20日の記者会見で、マイナンバーの第2弾申請期限「12月末まで延長する」と発表した。
寺田大臣は「マイナポイント第2弾が6月30日から本格スタートし、この期間のポイント申込件数が2000万件を突破している。マイナンバーカード自体の申請件数も1日当たり足許で21万件を超える非常にハイペースで進んでいる」と申込申請が進んでいると強調した。
そのうえで「第2弾の申請期限は9月末までとなっているが、10月以降、新たな診療報酬引き下げの仕組みや出張申請受付、10月後半からは自治体マイナポイント事業など、各省庁、自治体においてもマイナンバーカードの利活用の拡大、申請促進の取組みがそれぞれ進められる」として「12月末まで延長して、各省庁、自治体の取組みなどと連携をしながら、更なる申請の促進に取組んでいきたい」と語った。
寺田大臣は「現在、写真付き証明書で一番普及しているのは運転免許証で約8100万人強の国民が持っている。是非とも年内にこの数字を(マイナンバーカードで)達成することができればというふうに考えている」とした。また「デジタル化の個人認証の鍵となるマイナンバーカードなので、全力を挙げて普及に努めたい」とした。(編集担当:森高龍二)