トヨタ自動車は、富士モータースポーツフォレスト・プロジェクトを推進する新会社、「富士モータースポーツフォレスト株式会社」を4月3日付で設立すると発表した。
また、富士スピードウェイ株式会社は、三菱地所株式会社ならびに大成建設株式会社が保有する一部株式をトヨタが譲り受け、新会社「富士モータースポーツフォレスト」の完全子会社となるとした。
富士モータースポーツフォレストは昨年春のリリース要旨によると、国際サーキット「富士スピードウェイ」を中心に、ラグジュアリーエクスペリエンスを提供する全120室の「富士スピードウェイホテル」、時代を象徴するレーシングカーを展示する「富士モータースポーツミュージアム」、国内有数のレーシングチームのガレージ、温浴施設、レストランなど、モータースポーツ文化を楽しむことができる多彩な施設で構成される。
今回発表した新たな体制にて、富士スピードウェイ、アンバウンドコレクションbyハイアットとして開業する「富士スピードウェイホテル」、富士モータースポーツミュージアム、ならびにこのエリア開発を担うトヨタ不動産との連携をより深め、モータースポーツを楽しむ人、モータースポーツ事業に従事する人、大人も子供も、「この富士の地に来たい!」と思わせるような場所の創出を、引き続き目指すとしている。(編集担当:吉田恒)