日米韓3か国の北朝鮮担当高官が20日、北朝鮮の核問題への対応策協議などで会合。12日に北朝鮮が発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)などの事案を踏まえ協議。
船越健裕アジア大洋州局長が議長を務め、米国からソン・キム北朝鮮担当特別代表、韓国から金健(キム・ゴン)韓国外交部朝鮮半島平和交渉本部長が出席。
外務省は「最近の北朝鮮情勢に関する意見交換を行うとともに、引き続き日米韓三か国で緊密に連携していくことを確認する」としている。
北朝鮮の弾道ミサイルを巡っては19日午前3時半ごろに短距離弾道ミサイル2発を平壌の順安付近から日本海に向け発射した。それぞれ約550キロ~600キロ飛翔(最高高度約50キロ)して日本の排他的経済水域外に落下したとみられ「変則軌道での飛翔」と見られている。
発射の背景について、聯合ニュースは米韓で18日開かれた核協議グループ初会合に合わせ、米原子力潜水艦が釜山に寄港したことへの反発との見方を報じた。(編集担当:森高龍二)