総務省が24日発表した10月の消費者物価指数は総合指数で前年同月に比べ3.3%上昇、2020年を100とした場合の指数は「107.1」になった。今年2月の「104.0」から毎月、指数は横ばいか上昇を続けており、消費者物価は5か月連続で上昇が続いている。
特に生鮮食品は20年を100とした数値で「125」と大幅アップ、生鮮食料品を除く食料でも「114.8」と食卓を直撃していた。特に生鮮野菜、乳卵類、生鮮果物の上昇が目立った。また台所用洗剤など家事・家事用品も「116.2」、被服や履物も「107.5」と上昇。水道光熱費は「107.7」だった。
比較的安定していたのは住居(102.5)、教育(102.4)保健医療(101.9)で、交通・通信は「97.2」と下がっていた。なお生鮮食料品を除く総合指数は前年同月比2.9%の上昇で、20年を100として「106.4」だった。(編集担当:森高龍二)