データに基づき知事選分析し次へと立憲・長妻氏

2024年07月14日 09:57

 立憲民主党の長妻昭政調会長は11日の記者会見で今回の都知事選の結果について「東京都連と党本部選対本部が連携し、データに基づいて、次に進むため、敗因を分析する」と客観的なデータに基づく分析を行い、次につなげる考えを強調した。

 選挙は現職の小池百合子知事が3選を果たし、支援した元同僚の蓮舫氏は3位にとどまった。連合の芳野友子会長は「共産党さんからの候補者のように見えてしまっていた。共産党が少し前に出すぎていたということで、逃げてしまった票もあったのではないか」と共産党を極端に嫌う芳野氏は立憲の泉健太代表との会談で主張。

 これに日本共産党の小池晃書記局長は連合東京が小池知事を応援したことを挙げ「相手候補を応援した方にとやかく言われる筋合はない」とし「(共産党が前に出たことで)票が逃げたどころか(連合は)票を奪ったわけですから。看過しがたい発言だ」と芳野氏の対応を強く問題視した。街では「連合東京が小池候補を応援していた。芳野さんは共産党で票が逃げたなどとよく言えたものだ。連合の姿勢こそ問題あり」と指摘する声もあった。(編集担当:森高龍二)