裏金議員に総選挙でペナルティを 街頭呼びかけ

2024年09月26日 07:20

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野田佳彦代表は25日、代表就任後初の街頭演説に臨み「裏金議員に対し総選挙でペナルティを与えよう」と国会の議場に再び戻らせないよう総選挙でともに頑張ろうとの旨を呼びかけた

 立憲民主党の野田佳彦代表は25日、代表就任後初の街頭演説に臨み「裏金議員に対し総選挙でペナルティを与えよう」と国会の議場に再び戻らせないよう総選挙でともに頑張ろうとの旨を呼びかけた。

 野田氏は「裏金事件は『脱税』事件であるにも関わらず、深い反省が自民党にあると思わない」と断じた。そのうえで「政治倫理審査会に出てきて、きちっと説明責任を果たした人はいない」とも訴え「自民の処分は甘すぎです。43人が何の処分も受けていない」と甘々の処分を強く非難した。

 そのうえで「自民党の処分が甘すぎるならば、有権者が来るべき総選挙でペナルティを与えなければなりません」と断じた。

 裏金問題、自民党の衆院議員のうち51人が該当議員で、二階俊博議員(和歌山3区)は3526万円、三ツ林裕巳議員(埼玉14区)が2954万円、萩生田光一議員(東京24区)が2728万円と2000万円を超えている。

 参議院議員では31人が該当議員で、山谷えり子(比例)が2403万円、橋本聖子議員(比例)が2057万円のほか、世耕弘成議員(和歌山)が1542万円、宮本周司議員(石川)が1482万円、堀井巌議員(奈良)が876万円、丸川珠代議員(東京)が822万円、羽生田俊議員(比例)が818万円と7人が800万円を超えた。国政選挙でペナルティを科すしかないもようだ。(編集担当:森高龍二)