石破茂総理は１９日開いた防災推進国民会議で「防災庁設置へ準備を進めている」と設置に意欲を示した。
石破総理は「我が国は世界有数の災害大国という言い方はおかしいのですが、それであることは間違いのないところであり、さすれば、我が国を世界一の防災大国にしたいと思っております。世界に向けて日本の防災意識、防災技術、そういうものを広める国になりたい」と語った。
石破総理は「今般の経済対策でキッチンカー、トレーラーハウス、トイレカーの迅速な派遣のための官民連携による登録制度の創設等々、スフィア基準（人道憲章と人道支援における最低基準）を考えながら、避難所が今のままでいいと全く思っておりません」と述べ「イタリアあるいは台湾等々、学ぶべき事例はたくさんある」と避難所対応でも質を上げる考えを示した。（編集担当：森高龍二）
