国民生活第一の政治へ「政権交代の年に」小沢氏

2025年01月05日 08:15

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員は「政権交代」実現を前面に押し出してXに投稿し続けている。夏の参院選まで半年。参議院で与党を過半数割れに追い込めるのかが、今年後半から3年間の政治に大きく影響する。自民・公明合わせた改選議席は66議席、野党が17議席以上、この議席を減らすことができれば「与党過半数割れ」に追い込める。

 小沢氏は1日「本年の干支は乙巳。乙巳の変つまり大化の改新や平氏が打倒され源氏により鎌倉幕府が成立した年」と投稿したうえで「(乙巳は)いわば政権交代の年。政権交代により『国民の生活が第一』の政治を実現すべく、本年も全力で取り組みます」と国民生活第一の政治を実現するために『政権交代』を実現する、との思いを綴った。

 「利権と腐敗により国を衰退させ、国民を不幸にする自民党政治から脱皮し、日本を復活・再生させる年にしなければならない。そのために全力を尽くして参りたい」との決意表明も。

 2日には「裏金にまみれ不正を闇に葬ることしか考えない政権与党には、野党が協力して対峙することが不可欠。国民のために」と記した。さらに「定期的な政権交代がなければ独裁国家になる。過去二回の政権交代がなければ、もっと酷かった。三度目の正直で国民の生活が第一の政治を」とアピールした。立憲の存在感、リーダーシップが大きく問われる年になりそうだ。(編集担当:森高龍二)