桜の開花は?今年は、お花見復活で人出もコロナ禍前の水準になりそう

2025年03月30日 09:16

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満開の桜の下での宴会も良いが、静かに眺める桜も良い。お気に入りのお酒を片手に、それぞれのお花見を楽しんでほしい

 桜の季節がやってきた。気象予報会社ウェザーマップによると、今年の桜の開花は、関東から西ではだいたい平年並み、北日本では早くなりそうで、とくに北海道では平年よりも1週間ほど早い予想だ。すでにお花見の予定を立てている人も多いのではないだろうか。

 株式会社インテージが全国の15歳から79歳の男女、2500人を対象に実施した「お花見」に関する調査結果では、今年のお花見を「予定している」「するかもしれない」と回答した人は前年比1.2倍の40.1%と、コロナ禍前の水準40.9%に迫っており、ようやく日本の年中行事ともいえる「お花見」が復活の兆しを見せている。同社では、物価高が続く中、あまりお金をかけずに楽しめるレジャーとして「お花見」が見直されているのかもしれないと推測している。

 日本には、全国で約1400か所にも上る、桜の名所・お花見スポットがあると言われている。代表的なところでは、日本一と称賛される、青森県弘前市弘前公園のソメイヨシノや、川の両岸に約4キロにわたって約800本もの桜が咲き誇る、東京都目黒川の桜並木、5500本もの桜が咲き競う、大阪府屈指の桜の名所、万博記念公園などがある。また、各地方自慢の桜の名所だけでなく、近所の公園や川沿いの桜、通勤途中の道に咲いている桜など、「私だけ」の桜の名所やお花見スポットを持っている人も多いのではないだろうか。

 お花見といえば「お酒」がつきものだ。前述のインテージの調査によると、アルコール類を飲む予定の人は全体で48.5%となっており、とくに20代男性では73.3%が「飲む」と回答。若年層の飲酒率が下がっていると言われている昨今だが、お花見の場では飲酒に積極的になるようだ。

 定番は、ビールや酎ハイ、ハイボールなどだが、春限定のものも多い。ピンク色のバックに桜があしらわれたピンク色の「アサヒスーパードライ 春限定スペシャルパッケージ」や、桜の中でまるでキリンがお花見を楽しんでいるかのようにも見える「キリン一番搾り生ビール 限定春デザイン缶」、など、中身はほぼいつもの定番の味でも、色鮮やかな桜のパッケージデザインがお花見気分をさらに盛り上げてくれること間違いなしだ。

 また、お花見の宴席では、ビールや酎ハイ、ハイボールだけでなく、お洒落で華やかなスパークリングワインもお勧めだ。例えば、白鶴酒造株式会社は、チリ国内売上№1の人気ブランド「ミシオネス デ レンゴ」のプレミアムスパークリングワイン3種を2024年2月23日から全国で発売しているが、中でも「ミシオネス ロゼ スパークリング」のピンクの泡は、桜の席にはぴったりだ。爽やかな味わいでバランスよく、飲み心地が良いので、普段はあまりお酒を飲まないような人でも楽しみやすいのではないだろうか。こちらのお酒は第12回 サクラアワード 2025 ダブルゴールド受賞/いつも飲みたいスパークリングワイン賞/タイ料理に合うワイン賞している。

 不景気や物価高の影響もあって、今年のお花見の人出はコロナ禍前の水準に近くはなりそうなものの、近場で済ませたり、一人お花見を考えている人も多いようだ。満開の桜の下での宴会も良いが、静かに眺める桜も良い。お気に入りのお酒を片手に、それぞれのお花見を楽しんでほしい。(編集担当:石井絢子)