3月29日挙行された「日米硫黄島戦没者合同慰霊追悼顕彰式」に参列した石破茂総理は「祖国を思い、御家族や大切な人々を案じつつ、この地で亡くなられた方々、お一人お一人を思うとき、今なお、悲痛の思いが込み上げてまいります。今日、我々が享受している平和や繁栄は戦没者の方々の尊い犠牲、戦後80年間にわたる人々のたゆみない努力の上に築かれたものであることを我々は決して忘れてはなりません」と御霊に誓った。
石破総理は「硫黄島の地で、祖国のために戦われた方々の英霊に敬意を表するとともに、我が国の平和への誓いを新たにいたしたいと存じます。平和の尊さを心に刻み、世界に平和と繁栄をもたらす日米同盟を新たな高みに引き上げていく決意を改めて表明をいたします」と日米同盟を新たな高みに引き上げると述べた。
また、石破総理は「いまだ帰還を果たされていない多くの同胞のことも決して忘れてはなりません。戦没者遺骨収集帰還事業を国の責務として着実に進め、1日も早く、ふるさとにお迎えできるよう全力を尽くしてまいります」と遺骨収集事業への取組みを着実に進めていくとの考えを語った。(編集担当:森高龍二)