自民、立憲、国民、共産の女性議員12人が14日までに、浜田靖一衆院議院運営委員長に衆院議事堂内の女子トイレ増設を要望した。立憲の小宮山泰子衆院議員は「本会議前になると本当に多くの女性議員が女性トイレの前に行列している」と説明。
衆院には73人の女性議員がいるが本会議場付近には女性用が1か所(個室2)のみと訴えている。要望には58人の女性議員も賛同、要望書の賛同者のなかに高市早苗総理も名を記しているという。
要望書では「女性用トイレの増設、既存施設の改修によるスペースの有効活用、議員だけでなく議事堂内にいる職員の意見を反映した設計・配置の配慮を求める」としているほか「本年度予算の組み替え修正などの活用を用いて来年度のできるだけ早い時期に実現を」と求めている。
小宮山氏は「これをきっかけに全国で女性の生活環境、職場環境というものに対しての認識を深めていただきたい」と期待を寄せている。(編集担当:森高龍二)













