日経平均1,392円高で大幅反発 急落翌日は買い戻し優勢の展開

2026年06月09日 15:37

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東京株式市場で日経平均株価は前日比1,392円03銭高の65,416円63銭と大幅反発。前日の急落を受けた買い戻しが広がる一方、市場では世界経済や地政学リスクを見極める慎重な姿勢も続いています。

今回のニュースのポイント

東京株式市場で日経平均株価は、前日比1,392円03銭高の65,416円63銭で取引を終えました。前日に2,563円超下落した反動から買い戻しが優勢となり、終日堅調な値動きとなりました。一方で、外国為替市場ではドル円相場が1ドル=160円145銭付近と160円台前半で推移し、市場では円安環境が維持されています。もっとも、世界経済や地政学リスクを巡る不透明感はなお残っており、市場は慎重な見極め姿勢を続けています。

本文
 東京株式市場では買い注文が優勢となり、日経平均株価は前日比1,392円03銭高の65,416円63銭で取引を終了しました。前日に2,563円52銭安と大幅下落した反動から寄り付きから買い戻しが入り、その後も底堅い展開が続きました。前日の急落で高まったパニック的な警戒感が和らぎ、投資家による値頃感を意識した自律反発を狙った買いが相場全体を支えた格好です。

 今回の上昇は、一部銘柄に限らず幅広い業種で買い戻しが入ったことが特徴です。前日の急落で強まった過度な悲観を修正する動きが優勢となり、市場心理は買い戻しへと傾きました。ただし、これは市場の安心感が完全に回復したというより、目先の下げすぎに対するテクニカルな修正の側面が強いとみられます。

 外国為替市場ではドル円相場が1ドル=160円145銭前後で推移し、円安基調が継続しています。一般的に円安は輸出企業の業績を押し上げる追い風と受け止められますが、市場では為替動向そのもの以上に、海外金融市場の動向や緊迫化する地政学的リスクを含めた外部環境を慎重に見極める姿勢が続いています。

 前日の急落分を一部取り戻したものの、市場を取り巻く不透明要因が解消されたわけではありません。今後は海外市場の動向や世界経済の先行き、金融政策や物価動向、投資家心理の変化などが、日本株の方向性を左右する要因として引き続き注目されそうです。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)