米国ラスベガスにて開催中の、世界最大級のネットワーク・コンピューティングイベントＩｎｔｅｒｏｐ Ｌａｓ Ｖｅｇａｓ ２０１１で、ＮＥＣの「ＰｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅＦｌｏｗ ＰＦ５２４０ ｓｗｉｔｃｈ」（日本製品名：「ＵＮＩＶＥＲＧＥ ＰＦ５２４０」）がインフラストラクチャー部門でＢｅｓｔ ｏｆ Ｉｎｔｅｒｏｐ ２０１１を受賞したという。
本年３月に発表した「ＵＮＩＶＥＲＧＥ ＰＦシリーズ」（プログラマブルフロー）は、世界で初めて新ネットワーク制御技術ＯｐｅｎＦｌｏｗに対応したネットワーク製品。Ｂｅｓｔ ｏｆ Ｉｎｔｅｒｏｐ ２０１１は、８部門１３５製品に及ぶネットワークに関する様々な候補製品から、カテゴリ毎に最も優れた製品に与えられるものであり、今回の選考では、「ＵＮＩＶＥＲＧＥ ＰＦ５２４０」が高評価されたという。
具体的な評価内容としては、ＯｐｅｎＦｌｏｗによる集中型制御というネットワークにおける革新的な技術により、ネットワークの設計方法や仮想サーバのモビリティを含めた運用方法を根本的に変えることが可能だという点。また、従来のレイヤ２／レイヤ３（ＩＰｖ６／ＩＰｖ４）とＯｐｅｎＦｌｏｗの両方を持ったハイブリッドスイッチという他社にない独自機能とアーキテクチャ。そしてコントローラ機能を活用して、物理レイアウトに関わらずレイヤ２とレイヤ３のネットワーク経路を仮想化できると共に複数のテナントに分割が可能な点があげられている。
なお、ＮＥＣは「ＵＮＩＶＥＲＧＥ ＰＦシリーズ」を、６月８日から１０日まで幕張メッセにて開催される「Ｉｎｔｅｒｏｐ Ｔｏｋｙｏ ２０１１」に出展する予定だという。
