経済産業省はイラクとのエネルギー協力の強化に関する共同声明の内容を11日までに公表した。
大畠章宏経済産業大臣が10日にイラクを訪ね、シャハリスターニ副首相らとエネルギー閣僚対話を行ったもので、そこではイラク側から日本企業のイラク参入拡大への期待が表明され、双方がビジネス環境の整備を図るため、日・イラク貿易保険枠組協定の早期締結に向けた取り組みを強化するなどで合意した、としている。
また、シャハリスターニ副首相から今年中に石油開発に関する新たな国際入札を行うことが示され「日本企業の積極的な参入に期待が示された」としている。
(編集担当:福角忠夫)