バンダイナムコホールディングス、第2四半期連結は増収増益で着地

2012年11月05日 11:00

 バンダイナムコホールディングス<7832>は2日、平成25年3月期第2四半期の連結決算を発表した。売上高222,610百万円(前年同期比14.6%増)、営業利益27,753百万円(前年同期比76.1%増)、経常利益28,075百万円(前年同期比75.7%増)、四半期純利益17,320百万円(前年同期比115.8%増)となっている。

 当第2四半期連結累計期間においては、国内にて緩やかな景気回復が見られたものの、欧州の財政金融不安に伴う海外経済の減速や円高の影響などにより、全体としては依然として厳しい経済環境で推移。また、エンターテインメント業界においても、個人消費の低迷等により不透明な状態が続いている。

 このような環境のなか、同社グループは当期よりスタートした新たな中期計画のビジョンである「挑戦・成長・進化」のもと、中長期的な成長へ向けて様々な施策を推進。事業面においては、コンテンツ事業が、IP(Intellectual Property、キャラクターなどの知的財産)を軸とした連動展開により、ネットワークコンテンツを中心に業績に大きく貢献し、トイホビー事業も定番キャラクター玩具を中心に堅調に推移するとともに、中期計画の戦略を着実に推進したという。

 尚、通期での見通しは、国内のコンテンツ事業などが好調に推移した結果、売上は据え置き、利益は上方修正している。