三井不動産、みなとみらい21地区のオフィスタワーを着工

2009年10月20日 11:00

 三井不動産 <8801> は16日、横浜市みなとみらい21地区にて開発推進中のオフィスビル「(仮称)横浜三井ビルディング」を着工したことを発表した。 なお、竣工は2011年12月末日を予定している。

 この「横浜三井ビルディング」は、横浜駅エリア最大規模のオフィスビルであり、みなとみらい21地区で横浜駅に最も近い場所に建つ。完成すれば、同地区の北の玄関口ともいえる「67街区」に位置する、フラッグシップタワーとなる。

 みなとみらい21地区は、神奈川県ならびに横浜市が積極的に企業誘致制度を導入し、大企業の本社進出が決定するなど、今後も発展が期待されるエリアだ。同プロジェクト周辺には、日産自動車の本社ビルや富士ゼロックスのR&D拠点が立地し、また劇団四季の「キャッツ・シアター」が進出するなど、 ビジネス・商業・文化施設が集積している。

 三井不動産グループは、これまで横浜エリアで、「横浜新関内ビルディング」や「横浜クリエーションスクエア」などのオフィスビル事業をはじめ、「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド」や「ららぽーと横浜」などといった商業施設事業、またタワーマンションや都市型戸建住宅といった住宅事業などを積極的に展開してきた。同社では今後 も、横浜エリアに豊かさと潤いをもたらす空間の提供を通じて、地域の発展に貢献していきたいとしている。
(編集担当:北尾準)