富士フイルム(富士フィルムホールディングス <4901> )は、FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)の1Fギャラリー「PHOTO IS」において、2009年8月28日から10月1日まで、「スイス政府観光局」主催による『写真でめぐる「スイス絶景の旅!」』展を開催する。
この施設は、写真を中心とする入館無料の富士フイルムのフォトギャラリー&ショップ。1階は、写真企画展を開催するギャラリー「PHOTO IS」や写真の販売スペース。2階は写真愛好家やプロ写真家の作品を展示している富士フイルムフォトサロン、写真の歴史を学べるフォトミュージアムなどがあり、幅広い層のユーザーが楽しめる施設となっている。
今回のテーマであるスイスは、万年雪をかぶった山、雄大な氷河、宝石のように美しい湖や清らかな小川、かわいい動物や可憐な花々など、アルプスを代表する名峰が多く、大自然がつくり出す感動的な絶景に満ちている。また、世界有数の鉄道王国でもあり、08年にサン・モリッツ=ティラーノまでのベルニナ線とトゥージス=サン・モリッツまでのアルブラ線が世界遺産に認定された「レーティッシュ鉄道」、ヨーロッパ最高地駅のユングフラウヨッホ(標高3,454m)まで登る「ユングフラウ鉄道」、ヨーロッパ最古の登山鉄道「リギ鉄道」など、多彩な山岳鉄道が走っている。車窓から季節に応じて、雄大な氷河や周囲の山々を鏡のような水面に映す湖、のどかな牧草地など、荘厳な景観を満喫することができるのが醍醐味だ。
写真展では、そのような四季折々で移り変わる大自然の表情などを、スイスを愛してやまない写真家たちが撮影した作品を、銀塩プリントならではの、美しく、迫力のあるサイズで満喫できる。さらに、スイスを舞台にした名作アニメ「アルプスの少女ハイジ」が本年放映35周年を迎えたことを記念して、現実のスイスに息づくハイジの世界を写真とアニメ画像で紹介するパネル展示。アニメの舞台を再現したジオラマの設置も予定。家族連れでも楽しめる写真展となっている。
(編集担当:宮園奈美)