ベネッセコーポレーション <9783> は、2009年11月より、小学生対象の自宅英語学習講座「BE-GO Global(ビーゴ・グローバル)」を開講する。
社会のグローバル化の急速な進むなか、日本でも2011年からの小学校における英語教育の必修化が決定。その内容は英語の音声や表現に慣れ親しむことを重視し、コミュニケーション能力の素地の育成を目指すというもので、週に1回程度(年間35時間)の実施が予定されている。しかし、活動内容が自治体や小学校ごとの裁量に一任されることから地域・学校による学習内容のバラつきが大きく、中学校入学段階で英語力に差が生まれる可能性が指摘されている。
すでに幼児・小学生の英語学習者を対象に事業展開を行っているベネッセでは、こうした変化する英語教育の環境をふまえ、2008年1月にグローバル教育事業本部を新設し、次世代の英語教育のあり方について研究を深めてきた。
その研究成果を表した第一弾の新商品として登場する「BE-GO Global」は、『自宅にいながら会話を通して英語を学習できる』という新しい学習スタイル。150人の同年齢のネイティブスピーカーの子どもたちが日常的に使う言葉を収集・分析して設計したカリキュラムと、世界最高水準の音声認識・発音評価技術の融合により、楽しみながら「生きた英語」のやりとりを重ねられる、バーチャル会話レッスンが実現した。
また、パソコンを利用したバーチャルな会話レッスンに加えて、DVD、タッチペン&英語絵本、立体教材など複数のメディアで構成された教材も活用。会話力はもちろん、次世代に必要となる「英語でのコミュニケーションに物怖じしない態度」や「世界の文化や英語コミュニケーションに対する興味・関心」を身につけることができるという。
開講初年度は2010年度の小学1年生(現年長生)を主な販売対象とし、約3万人の受講を目指す。なお、開講に伴い2009年9月15日まで『先行お試しキャンペーン』を実施し、無料受講モニターを募集する。選出された50名は「BE-GO Global」を2ヵ月間無料で受講でき、また、応募者全員には「DVDつきお試しセット」が贈られる。
最新のICT技術により1対1の対話形式によるバーチャルな英会話レッスンが学習できる「BE-GO Global」。自宅にいながら生きた英語を思いきり「話す」体験を提供する新しい学習スタイルとして注目を集めそうだ。
(情報提供:エコノミックニュース 編集:宮園奈美)