猛暑のビジネスシーンでも大活躍、はるやま(7416)の「洗えるスーツ」

2009年06月25日 11:00

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価格はシングル2釦(紺無地・紺ストライプ)で51,450円(税込み)。全国の紳士服はるやま、紳士服マスカットの277店舗で販売している。

 はるやま商事株式会社 <7416> は、自宅の家庭用洗濯機で水洗いできる新素材のスーツ「洗えるスーツ」を、5月16日より全国で販売している。

 戦後、日本経済をここまで牽引してきたビジネスマンたちの勝負服と言えばやはりスーツ。だが2005年に導入されたクール・ウォームビズや、ノーネクタイデーを実施する企業も増加傾向にあり、ここ10年ほどはビジネスシーンにおけるドレスダウン化が進んでいる。

 また、不況の煽りを受け、ニーズの低価格路線が続く市場環境であることから、高額紳士用スーツの市場規模が半減するなど、業界全体に厳しい逆風が吹いている。そんな状況の中、紳士服市場全体を盛り上げようと各社は、家庭用洗濯機で丸洗いできるスーツの開発に取り組んできた。

 今回、同社が発売した「洗えるスーツ」は、働き盛りのサラリーマンを対象に開発された。素材には、帝人が開発したポリエステルの新素材「トリクシオン」を業界で初めて採用し、ウールのようなハリとコシでハイクラス感を漂わせているのが大きな特長だ。

 さらに優れた2WAYストレッチ性と高級ポリエステルによる耐シワ性、イージーケア性を保っているため、洗濯しても型崩れの心配もない。洗い方はとにかく簡単で、中性洗剤を使用し、ネットに入れて弱水流で洗濯。ハンガーに吊るして陰干しすれば、シワも少なくアイロンの手間もかからないという。

 同商品は、夏のビジネスマンの悩みである汗、ベトつきによる不快感を洗濯することで簡単に解消する。洗濯回数増などにも家庭で対応できるため、クリーニング代が節約できる他、ECOの観点からもクリーンな新商品として注目を集めている。

 5月16日の販売開始以来、売行きが好調で、発売当初設定していた販売着数は3000着だったが、新たに2,000着の増着を決定している。

 「節約」という点だけでなく、毎日でも洗えるという清潔感溢れるスーツは、「汗」や「加齢臭」などが気になる働き盛りのサラリーマン世代にとっても朗報。来るべく猛暑のビジネスシーンで大活躍する画期的な一着になりそうだ。