肌は平均２８日サイクルで新陳代謝を繰り返しているが、加齢とともにそのサイクルは長くなり、７０歳代では１００日を要するといわれている。加齢とともに長くなる、この新陳代謝のサイクルを早める作用があるとして、肌の加齢対策にＦＡＤを含有する化粧品が関心を呼んでいる。
ＦＡＤは「生体内酸化還元機構に関与しているフラビン酵素の補酵素で、細胞内呼吸系に直接関与する電子伝達物質（フラビンアデニンジヌクレオチド２Ｎａの略）」のこと。
肌が生まれ変わるスピードは新陳代謝の激しい赤ちゃんで３日、１０代で２０日、３０代で４０日、４０代で５０日、５０代で６０日、６０代で７０日、７０代で１００日を要するといわれ「ＦＡＤ含有の化粧品がこのサイクルを早める手助けになる」ということが関心を呼ぶ根拠になっているようだ。
ＦＡＤを含有した化粧品は「基底細胞や真皮の中で細胞を元気にするミトコンドリアに注目し、ミトコンドリアを活性化させることによって、皮膚の中に潜むメラニンを押し上げ、シミの改善を促進させる手助けを行い、肌の老化酵素を分解する作用を活用する」。化粧品の種類には、クレンジング（クレンジングジェル）、ソープ（ＲＳＥソープ）、化粧水（ミスト）、美容液（ミルキーエッセンス）、美容クリーム（リフトＤＴＭ）のほか、クスミやシミを整え、肌にキメとハリを作り出すマイナスイオンパック（マスクレプトン）、肌の角質に潤いを与えるトリートメントパック（コンフリエントパック）、キメとハリとツヤのある肌を育むリフトアップコンク（リフトアップ）があり、インターネットで購入することができる。
