5月2日から3日にかけてミャンマーを襲ったサイクロンによる被災者への緊急援助物資として、日本はミャンマー連邦政府に対し、毛布、プラスチックシート、ポリタンク、簡易水槽、スリーピングパットなど3600万円相当の物資を援助する。5月5日にテントや発電機など2800万円相当の物資援助を決めたが、被害拡大にあわせて追加援助を決めたもの。
外務省によると「ミャンマー南部のイラワジ管区やヤンゴン管区を中心とした地域での暴風雨で、死者2万2000人以上を含む住民4万人以上が被災したほか、多くの学校、病院を含む公共機関や民間家屋が損壊する被害がもたらされている(7日時点)。現在、同地域周辺では、交通の遮断による食糧不足、井戸が使用不可能なため、飲料水不足、被災者のための住居の不足等の深刻な事態が発生している」としている。