菅義偉官房長官は参議院選挙が公示された4日の記者会見で、記者団から政権与党として主に何を訴え、どの程度の議席獲得を目指すのかと聞かれ「安倍政権が誕生して半年になる。政権奪還以来、日本経済の再生、東日本大震災からの復興、危機管理の徹底の3つを柱に、今日まで、わき目もふらず、ひたむきに走り続けてきた」とアピール。
今回の選挙では「そうした半年間に対するひとつの審判、わたしたちの公約に対する国民の皆さんの審判」とした。
そのうえで「参議院でのねじれの解消を図る。そのことにより日本の政治を前に進めることができるのかどうかという、日本にとって極めて大事な選挙と位置付けている」とした。
菅官房長官は「与党で最低でも(参院で)過半数を獲得させて頂きたい。わたしたちの最大の目標」と強調した。(編集担当:森高龍二)