今やスマートフォンユーザーのうち約6割がアプリなどでゲームを楽しみ、利用者の半数は毎日ゲームを起動しているという(MMD研究所「スマートフォンゲームに関する調査(利用実態編)」)。
同調査ではスマートフォンゲーム利用者を対象に、よく遊ぶゲームのジャンルについて尋ねているが、最も多かった回答は「パズル(61.3%)」、次いで「アクション(21.8%)」「シミュレーション(16.3%)」となった。
ユーザーから最も人気を集めたゲームは「パズル&ドラゴンズ(22.6%)」、次いで「LINE POP(21.2%)」「LINE バブル(17.8%)」だった。
同調査によれば、ゲーム利用者の約7割はAPP Store Store、Google Playなどのランキングか、友人、知人からの口コミでダウンロードするゲームを決めているという。そのため既に人気のゲームがますます人気を集める、というサイクルができあがっているようだ。
1位の「パズドラ」(ガンホー・オンライン・エンタテイメント)の人気は言うまでもないが、今回健闘が目立ったのはLINEゲームだ。上位10個のうち、LINEが提供するゲームアプリが5タイトルもランクインした。4位には「LINE ポコパン」、6位に「LINE ウィンドランナー」、8位に「LINE PLAY
」が入っている。
LINEゲームは現在36タイトルあり、総ダウンロード数は1億9000万に達している。パズドラは1本で1800万ダウンロードもされているので単純比較はできないが、今後はパズドラの人気に迫るLINEゲームが登場する可能性は大きいだろう。舛田淳執行役員によると、LINEはゲーム市場では既に「国内ナンバーワンのプラットフォームになった」という。同社は今後も次々と新しいタイトルを打ち出していく方針だ。LINEゲーム、そしてパズドラの次の一手に注目が集まっている。
調査対象は、スマートフォンを所有している15歳~59歳の男女566人。調査期間は2013年8月8日~11日で、方法はインターネット調査。(編集担当:北条かや)