【今週の展望】利食いの下げは1日限りでトレンドは堅調か

2013年11月18日 08:05

 来週、11月第4週(11月18~22日)は5日間の取引。18日はメキシコでは革命記念日の祝日。20日はブラジル・サンパウロ市場が「黒人覚醒の日」の祝日で休場する。

 国内の経済指標は、18日は10月の首都圏・近畿圏マンション市場動向、19日は9月の景気動向指数確報値、10月の全国百貨店売上高、20日は10月の貿易統計、9月の全産業活動指数、10月のコンビニエンスストア売上高、半導体製造装置BBレシオ、訪日外国人数、21日は10月のスーパーマーケット売上高、工作機械受注確報値、22日は日銀の金融経済月報が、それぞれ発表される。

 国内最大のイベントは20~21日の日銀の金融政策決定会合で、21日に結果が発表されて黒田総裁が午後3時30分から記者会見する。はたしてマーケットが期待する追加緩和策はとられるか。19~20日は日本・EU定期首脳協議が東京で開催される。20日には公的年金の運用に関する有識者会議が「GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)」について報告書を発表する予定で、債券から株式への運用シフトが打ち出されれば株式市場には好材料になる。22日から12月1日まで「東京モーターショー」が東京ビッグサイトで開催されるので、来週は自動車業界の話題が多くなりそうだ。なお、18日から24日まで、日中経済協会が北京や地方都市を訪問する財界訪中団を派遣する。

 主要企業の決算発表は、19日の保険大手のNKSJHD<8630>、MS&ADHD<8725>、東京海上HD<8766>の発表で9月中間期は終了する。来週は新規IPOがあり、19日はANAP<3189>が東証ジャスダック、20日はM&Aキャピタルパートナーズ<6080>が東証マザーズ、メディアドゥ<3678>が東証マザーズ、22日はじげん<3679>が東証マザーズに、それぞれ新規上場する。ANAPは東京が本社のカジュアル衣料の輸入・販売業で公開価格は1000円、M&Aキャピタルパートナーズは東京が本社のM&Aの仲介業で公開価格は3000円、メディアドゥは名古屋市が本社で電子書籍の配信を手がけ公開価格は3300円、じげんは東京が本社で主力は求人サイトの運営で社長はリクルート出身。公開価格は600円。現在までに足利HD<7167>など16社がエントリーしている12月のIPOラッシュに向け、初値が公開価格を上回る36連勝の記録をさらに伸ばせるだろうか。

 海外の経済指標は、18日は中国の10月の都市住宅価格、ユーロ圏の9月の経常収支、貿易収支、アメリカの9月の対米証券投資、11月のNAHB住宅市場指数、19日はドイツの11月のZEW景況感指数、アメリカの7~9月期雇用コスト指数、9月の北米半導体製造装置BBレシオ、20日はアメリカの10月の小売売上高、消費者物価指数(CPI)、10月の中古住宅販売件数、9月の企業在庫、21日は中国の11月のHSBC製造業購買担当者景況指数(PMI)速報値、フランス、ドイツ、ユーロ圏の11月の製造業・サービス業購買担当者景況指数(PMI)、ユーロ圏の11月の消費者信頼感指数、アメリカの10月の卸売物価、11月のフィラデルフィア連銀製造業景況感指数、22日はドイツの7~9月期国内総生産(GDP)確報値、11月のIFO景況感指数が、それぞれ発表される。

 国際会議は、19日から24日までアメリカのソルトレークシティでTPP首席交渉官会合、21日から22日まで北京でEU・中国首脳会議、22日はルクセンブルクでユーロ圏財務相会合が、それぞれ開催される。20日は11月6~7日のイングランド銀行の金融政策委員会の議事録と10月29~30日開催のアメリカFOMCの議事要旨が発表される。なお、東京モーターショーと同時期の19日から12月1日までアメリカで「ロサンゼルス国際自動車ショー」が開催される。