景気が上向きになり、10月度は前年比で-0.6%だった百貨店の売り上げも、11・12月で盛り返すのではないかとみられているが、そんな景気・経済の動向を反映してか、今年の冬の街を彩るイルミネーションが、いつもにもまして豪華で美しい色合いのものとなっている。情報サイトの「いつもNAVI」が発表しているイルミネーションランキングによると、1位は「Tachikawa 燦燦 Illumination」のイルミネーションとなっており、国営昭和記念公園Winter Vista Illuminationと、たちかわ欅イルミネーションが上手く連した一体感あるイルミネーションが人気の秘密のようだ。例年の来場者数は5,600,000人。2位の東京ミッドタウンを大きく引き離している。とはいえ、東京ミッドタウンも5,000,000人もの人出が予測されており、決して少ない数字ではない。また、約2,000平方メートルの広大な芝生広場で展開されるストーリー性の高い演出は評価が高く、今年はさらに光のアーチに新技術を導入し、全方位から楽しめるイルミネーション「スターライトガーデン 2013」を展開し、来場者から好評を得ている。また、第3位に入賞している神戸のルミナリエも例年3,400,000人の人出が見込まれている。こちらは、阪神・淡路大震災が起こった1995年12月から19年間、震災の犠牲者への鎮魂の意と、被災地の復興と再生への願いを込めて毎年開催されているもので、その性質上、エンターテイメントというよりも、芸術的な雰囲気の漂う荘厳なイルミネーションとなっている。
また、イルミネーションが輝くこの時期になると、男性はプレゼントやレストラン予約などで何かと慌ただしくなってくるのではないだろうか。対する女性の方も「美」への意識が高くなり、女に磨きをかけようとする季節でもある。
そんな中、トレンド総研から面白いデータが発表された。同社では、パソコンやスマートフォンによる目の酷使やコンタクトレンズの長時間着用などにより、目の乾きやドライアイを発症し、そのせいで目元が疲れてみえたり、表情が険しくなったりするなど、見た目の印象が悪くなってしまった女性のことを「乾き目ブス」と表現。その「乾き目ブス」の実態について、会社員男女500名に調査を実施した。
その結果、女性の回答者の約9割が「乾き目」を自覚。とくに15時から17時頃の間に目の乾きを強く感じているということが分かった。また、夕方は女性たちの見た目年齢が4歳前後も老けて見えてしまうことも分かったが、ちょうど乾き目を自覚している時間帯とも重なることから、乾き目が大きく影響しているのは推測するまでもない。しかも「女性の顔において重要だと思うパーツ」という質問に対し、男性回答者の81パーセントが「目」と答えていることからも、髪型やメイク、衣装だけでなく、目のうるおいを保つことが、女性の魅力を保つことにつながるということがよく分かる。
印象評論家でありインプレッショントレーナーの重田みゆき氏も、「目」そのものを輝かせるためにも、日頃から目薬でうるおいを与えるアイケアを勧めている。
例えば、ロート製薬<4527>が発売している「新ロート ドライエイド(R)EX」は、同社の看板商品でもある「V・ロート」の約60倍もの超・高粘度の薬液で涙の蒸発を防ぎ、角膜上に涙をとどめる処方設計となっており、とくに目の乾きやドライアイ症状に特化した商品となっている。また、参天製薬<4536>からはブルーライトなどのダメージからくる目の疲労や不快感を改善するための目薬「サンテPC」や、小林製薬<4967>からはコンタクトをしたままでも使用でき、とろみのある薬液が角膜表面に広がり、目の乾きを緩和する「アイボントロ~リ目薬ドライアイ」など、オフィスで働く女性たちの「乾き目ブス」対策になりそうな目薬が発売されているので、試してみるといいだろう。とくに、ロートの「新ロート ドライエイド(R)EX」は、12月22日より従来の7ミリリットルから10ミリリットルに増量され、さらに差し心地も強化されてリニューアル販売されるのでお勧めだ。
冬は、クリスマスや正月などのイベントも多く、忘年会や新年会、パーティに出かける女性も多いだろう。夏場よりもお洒落も楽しめるし、女性がより美しく輝く季節だ。しかし、その一方では、空気の乾燥も手伝って、乾き目やドライアイが増加する季節でもある。
「乾き目ブス」なんて不名誉で笑えない呼び名をつけられる前に、乾き目のケアには普段から気をつけたいものだ。(編集担当:石井絢子)