【前週・今週の振り返り】大納会までの9連騰の後に379円下落した週

2014年01月11日 20:04

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売買代金は13日連続で2兆円を超え、売買高は3日連続で30億株超え商いはにぎわいを取り戻している。

 12月27日のNYダウは1.47ドル安。7営業日ぶりに反落した。経済指標の発表も決算発表もなく材料に欠ける中、ソフトバンク<9984>傘下のスプリントはTモバイルUSの買収早期化観測で8.3%の大幅高だったが、全般に利益確定売りに押されナスダックもS&P500もマイナスで終えた。為替レートは、30日朝方はドル円が105円台前半、ユーロ円が144円台後半だった。

 1年の最終取引日の大納会。日経平均は90.28円高の16269.22円で始まる。午前9時29分に16182円まで下落した後、10時台は16230円近辺まで戻す。上海も香港もプラスで始まりおおむね16230~16250円のレンジで動き、前引けは16240円だった。後場はいったん凹んでも、すぐに前場と同じレンジまで底堅く戻す。1時台は16260円近辺まで上昇してもみあった後、2時台後半に16300円を突破し2時46分に16320円まで上昇するが利益確定売りが立ちはだかって急落。それでも最後まで粘って112.37円高の16291.31円で終値ベースの年初来高値を更新して激動の2013年の取引を終えた。9日続伸は2009年7月以来。日中値幅は138円だった。TOPIXは4日続伸し+12.22の1302.29で、2008年7月以来の1300台に乗せた。売買高は29億株、売買代金は2兆2099億円で引け際に急増していた。日経平均先物の日中取引終値は16320円。東証2部もマザーズもジャスダックも東証REIT指数も全てプラスで、末広がりの大納会になった。

 業種別騰落率はプラスが30業種で、マイナスがパルプ・紙、水産・農林、その他金融の3業種。プラスのセクターの上位は石油・石炭、鉱業、不動産、卸売、銀行、非鉄金属など。下位はゴム製品、食料品、鉄鋼などだった。

 日本が年末年始の休みで6日間休場した間、NY市場の休場は1日だけ。NYダウ終値は12月30日は25ドル高、31日は72ドル高の16576ドルで終値史上最高値を更新し2013年の取引を終えたが、1月2日は135ドル安、3日は28ドル高。為替レートは、1月6日朝方はドル円104円台後半、ユーロ円142円台半ばで、ユーロが大幅に安くなった。

 2014年の取引開始。大発会は143.77円安の16147.54円で始まる。午前9時10分すぎに16100円を割り、10時を回ると16000円も割り込んで下落が止まらず、10時51分、大納会終値より426円も安い15864円の安値をつけた。1月2日にNYダウに連動して16000円を割ったCME清算値にサヤ寄せし、為替が9時以降は円高方向に振れ、上海市場は大幅続落。9日続伸後の高値警戒感も重なったとはいえ、正月気分を吹き飛ばす大量の先物売り。前引けは15936円だった。

 後場は16000円台に定着しそうでしないもみあいが続く。先物の売り買いが出てくれば変動、引っ込めば水平飛行というパターンは年末と変わらない。午後2時を回る頃から高度を徐々に下げて15950円を下回るが、日経平均が350円を超える下落でTOPIXがマイナスでも値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回り、小型株は堅調。日経平均終値は382.43円安の15908.88円で10日ぶりに反落し日中値幅は300円もあった。TOPIXは-10.14の1292.15で5日ぶりに反落。この日から新株価指数「JPX日経400」の算出が始まり、終値11669.06。売買高は29億株、売買代金は2兆6281億円と大発会らしく多かった。

 東証1部の33業種別騰落率はプラスが空運、金属製品、その他製品、卸売の4業種で、マイナスの29業種で下落幅が小さかったのは水産・農林、電気機器など。大きかったのは鉱業、海運、情報・通信、不動産、ゴム製品、証券などだった。

 6日のNYダウは44ドル安。ISM非製造業景況感指数が市場予測を下回り株価を抑えた。7日朝方の為替レートはドル円が104円台前半、ユーロ円が142円近辺で、ドル安方向への揺り戻しが続いていた。