【今週の振り返り】「春の嵐」吹きやまず1103円も下落した週

2014年04月12日 20:34

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8日の「サムライトーク」で、日銀の黒田総裁は「嵐を呼ぶ男」と化した

 波乱必至の日経平均は272.32円安の14027.80円で始まった。午前9時5分には14000円を割り、2月5日の13995円の年初来安値をあっさり塗り替え、同6分には13902円まで下げ、同7分には13900円台も陥落して13887円まで下落。同8分頃に出たSQ値は13892.77円。アッと言う間の急落劇で、同14分には13885円の最安値をつけた。

 朝の嵐がおさまると、おおむね14900円台前半の小動きで推移。10時30分すぎに中国の消費者物価指数(CPI)と企業物価指数(PPI)が発表され、CPIは+2.4%、PPIは-2.3%。CPIが「中国人民不満発火点」とみられる+3%以内におさまって上海市場はプラスに浮上し、日経平均は14000円にタッチした。しかし上値は追えず、前引は13969円だった。

 後場も前引の水準で始まり、14000円を超えて上昇するでもなく、大きく下落するでもなく水平飛行を続ける。2時台には13900円台前半まで高度を下げるが、大引け前にやや上昇し340.07円安の13960.05円と大幅反落して1勝4敗、前週末4日終値比で1103.72円の4ケタ安で今週の取引を終えた。日中値幅は180円。TOPIXは-15.40の1134.09で、日経平均の下落率2.38%に対しTOPIX下落率は1.34%にとどまった。SQの日なので売買高は23億株、売買代金は2兆4143億円と多かった。

 業種別騰落率は値上がりが鉱業、電気・ガス、石油・石炭と3業種あった。値下がりは30業種で、下落幅が小さいのは輸送用機器、ガラス・土石、繊維など。下落幅が大きいのは証券、精密機器、金属製品、パルプ・紙、保険、情報・通信などだった。(編集担当:寺尾淳)