スマホ史上最高レベルの日本語入力システム 富士通とジャストシステムが開発

2014年04月25日 20:51

 スマートフォンの主な活用は、今や通話からメールやSNS、ブログ投稿などの文字コミュニケーションへとシフトしている。特にコミュニケーションツールとしてのネットワークサービスが普及し、素早く文字で伝えることの重要性が高まっている。しかし、「思い通りの文字が打てない」「変換したい候補が出ない」など、文字入力において多くの課題があることの声もある。

 富士通<6702>とジャストシステム<4686>は24日、スマートフォン上において、これまでにない最高レベルの文字入力を実現した日本語入力システム「Super ATOK ULTIAS(スーパー エイトック ウルティアス)」を共同で開発したと発表した。

 新システムは、最新のパソコン版「ATOK」相当の推測エンジンや登録語彙数を搭載し、入力した言葉や文脈に合わせて適切な予測を表示するなどの変換機能や、打ち間違いを修正して適切な表記候補を知らせるなどの補正機能を強化した。また、新たに文字種をまたいだ予測候補の表示や日本語から英語への変換、使用するアプリケーションに合わせて最適な予測変換候補を表示する機能などを搭載している。

 具体的には、使い分けがわかりにくい同音異義語も、解説が表示できるので、意味を確認して適切な同音語を選択できる。間違えた漢字を相手に送る心配もない。また、「ATOK」 史上最大クラスの単語数で、今まで変換できなかった珍しい読みの漢字も一発で変換することができる。そのほか、今、話題の有名人や往年の大スター、スポーツ選手など様々な人名を変換することができる。

 さらに、町名から、県や市、区が入った住所に変換できる。効率よく住所を入力できる。また、スポーツ、ビジネストレンド、エンタメ・カルチャーなどの最旬ワードを、毎週無料で辞書に自動追加します。最近話題の有名人やドラマ、映画、フレーズなど、流行りのキーワードをいち早くとり込むことができる。

 キーボードはケータイ風のものを含む、6種類のキー配列のキーボードを搭載した。iモードケータイや他社製スマートフォンから機種変更した際でも、使い慣れたキーボードを選択でき、快適に文字入力が行える。

 今後、富士通は、同システムを、スマートフォンをはじめとする富士通製ユビキタスプロダクトのタッチデバイスやユーザーインターフェースの改善と組み合わせて搭載し、思いのままに文字入力できるプロダクトとして順次提供する方針だ。(編集担当:慶尾六郎)