セブン-イレブンが中東UAEに進出 絶好調続くセブン&アイ

2014年06月19日 12:31

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セブン&アイ・ホールディングスの完全子会社である株式会社セブン-イレブン・ジャパンは、世界のマスターフランチャイザーである 7-Elevenとともに、既存のエリア・ライセンシーへの支援を実施している

 セブン&アイ・ホールディングス<3382>は17日、同社の完全子会社である米国7-Elevenとアラブ首長国連邦(UAE)の『SEVEN EMIRATES INVESTMENT L.L.C』が締結したマスターフランチャイズ契約により、来年夏より7つの首長国から成る同国で セブン-イレブン店舗の展開を開始すると発表した。

 UAE におけるセブン-イレブン運営会社の『SEVEN EMIRATES INVESTMENT L.L.C』(5月28日設立)では、アラブ首長国連邦のカリファ大統領の孫にあたるザイード王子が代表者として就任する。そして、UAE 政府が政策に掲げる流通業近代化と同国における利便性向上を図るべく、将来的なフランチャイズ展開も視野に入れ、セブン-イレブン事業を展開するという。

 セブン&アイ・ホールディングスの完全子会社である株式会社セブン-イレブン・ジャパンは、世界のマスターフランチャイザーである 7-Elevenとともに、既存のエリア・ライセンシーへの支援を実施している。UAE については、出店準備段階から同社が培ってきたドミナント出店、チームマーチャンダイジング、単品管理等の手法・手順でセブン-イレブン運営会社を支援する。今後も日米両社による連携を軸に、既存地域・新地域の両面でグローバル戦略を推進・強化していく方針だ。

 出店は2015年夏 を予定しており、まずはUAEのドバイ首長国より出店開始し、以降順次拡大する。マスターフランチャイザーは7-Eleven、マスターフランチャイジーはSEVEN EMIRATES INVESTMENT となる。

 コンビニ市場は拡大の一途をたどっており、経済産業省「商業販売統計」によると、市場は10兆円に迫る規模になっているという。その中でもトップシェアを誇るセブン-イレブン。それを展開するセブン&アイ・ホールディングスは、2014年2月期の業績では、営業利益は3期連続増益となり、国内小売業では初の3000億円を突破した。

 また、海外展開にも積極的で、現在、セブン-イレブンは世界16カ国・地域に約5万3000店を展開している。そして今回、勢いに乗り、中東地域へ日系コンビニチェーンとしては初の出店となった。激しいコンビニ競争を勝ち抜いてきたセブン&アイの好調は続く。(編集担当:慶尾六郎)