SUBARU、米IIHSの衝突安全評価で7車種が「Acceptable(良)」「Good(優)」を獲得

2014年08月03日 21:15

SUBARU BRZ

2014年型「SUBARU BRZ」が、IIHSが行なった最新の2014年の衝突安全性評価において、「トップセーフティピック」を獲得した

 北米で富士重が販売している2014年型「SUBARU BRZ」が、IIHS(米国道路安全保険協会/Insurance Institute for Highway Safety)が行なった最新の2014年の安全性評価において、「トップセーフティピック」を受賞した。今回の受賞により、IIHSの2014年安全評価で、スバルとして7車種が受賞した。SUBARU BRZ に加えて、インプレッサ、SUBARU XV、WRXが「トップセーフティピック」を、レガシィ、アウトバック、フォレスターが既に「トップセーフティピック+」を獲得している。

 IIHS(米国道路安全保険協会/Insurance Institute for Highway Safety)は米国保険業界が設立した非営利団体だ。自動車アセスメントとして自動車の衝突事故における人、車両や乗員などの損傷軽減にフォーカスして調査研究を行なっている団体だ。業界を代表して自家用車として想定される車種に対する衝突安全試験や安全装置の性能試験を実施し、その結果は公開され、専門家や自動車購入者などに利用されている。この試験は日本や欧州とならんで世界で最も厳しいとされている。

 試験項目は、前面オフセット衝突2種、後面フルラップ衝突、側面衝突、転倒、屋根強度、前面衝突予防性能である。毎年アワードが発表され、総合評価が高いクルマには「トップセーフティピック」、最高のものには「トップセーフティピック+」の称号を与えている。

 テスト結果は4段階で表示され、Good(優)/Acceptable(良)/Marginal(可)/Poor(不可)だ。また、同名の同型車でも車両の年式によって結果が異なる場合がある。

 2012年から新たに加わった「スモールオーバーラップ試験(Small overlap frontal test)」は、速度40マイル/hにおける左端25%のオフセット前面衝突テストで、運転席側のAピラーやフロントスカットル(フロントドアヒンジ部)に衝突衝撃が集中する厳しい内容だが、IIHSは「前席乗員の死亡などの重大事故につながる前面衝突事故の約25%がこのケースに該当」と説明。最も実効性の高いテストだとしている。

 さらに、2013年から新たに衝突被害軽減ブレーキの評価試験「Front crash prevention」が追加された。この評価は、最高6点満点。Superior(5~6点)/advanced(2~4点)、basic(1点)の3段階評価となる。そもそも衝突被害軽減ブレーキが付いていないクルマや、米国運輸省の道路交通安全局(NHTSA)の基準を満たさない衝突被害軽減ブレーキしかないクルマは0点となる。つまり、2014年から「トップセーフティピック+」を取得するには衝突被害軽減ブレーキ装備が必須なのだ。(編集担当:吉田恒)