限定車はピュアホワイトが400台、ディープブラックパールエフェクトが200台、プラチナムグレーメタリックが200台。価格は286万円。写真手前がピュアホワイトの「The Beetle Special Bug」、奥が1982年に欧州で発売の「VWタイプ1(通称:ビートル)1200」の限定車
フォルクスワーゲン(VW)ジャパンは、「ザ・ビートル」の特別限定車「The Beetle Special Bug(スペシャル・バグ)」を9月30日より限定800台で発売する。
限定車スペシャル・バグは、昨年の東京モーターショーで一般公開した「ザ・ビートル・レーサー」と同じく、往年の限定車を復刻したモデルだ。今回の限定車は、32年前・1982年に発売された「VWタイプ1(通称:ビートル)1200」の限定車「Special Bug」へのオマージュとして企画された。80年代のビートル「Special Bug」は、ヨーロッパを中心に販売していたものモデルだ。
今回の限定車は現行「ザ・ビートル・デザイン」をベースに、1980年代当時のファッション性や「ビートル」らしさに溢れた遊び心・明るさを現代風にアレンジ・再現した個性的な一台。ボディの装飾は当時に倣い、クロームのホイールキャップ付17インチアルミホイールを採用するとともに、室内はベージュとブラウンのツートーンでコーディネートしたファブリック+レザーの専用シートを採用した。全体的なイメージは、「80年代ビートル」を彷彿させるクラシカルな雰囲気に仕上がっている。
ボディ両サイドの下側にはツートーンストライプのデカールと、リヤホイールアーチの前方部分にブラウンの文字で書かれた「Special」のロゴ、リアゲートの中央には「ビートル」の愛称である「Bug(バグ)」のエンブレムを装着した。
ボディカラーはピュアホワイト(400台)とディープブラックパールエフェクト(200台)、そして限定車専用色のプラチナムグレーメタリック(200台)の3色。
この限定モデル「Special Bug」は、専用装備としてバイキセノンヘッドライト、スマートエントリー&スタートシステム、パークディスタンスコントロール、シートヒーター(運転席&助手席)などを採用している。(編集担当:吉田恒)