11月22日は「いい夫婦の日」。知っているようで知らないのが他の家庭の家計。株式会社マネーフォワードは、2日までに夫婦のお金に関するアンケート調査を実施した。
仕事の有無に関して、子供がいない家庭では共働きが68%。子供がいる家庭では50%となった。年代別に見ると、子供のいない家庭での共働き率は、20代前半が78%、20代後半が80%、30代前半が78%、30代後半が74%、40代前半が76%、40代後半が63%となっており、基本的に年齢が若い夫婦ほど共働き率が高いという結果になった。
アンケート回答者3,078名全体の各家庭の世帯平均貯金額は、1,124万円。子供がいない家庭では平均1,063万円、子供がいる家庭で平均1,143万円となった。
夫婦の家計は、「別々の口座で管理している」が43%、「2人のお金を複数口座に分けて管理している」が19%。「共通の口座で管理している」が21%。「どちらか一方の口座で管理し、必要分だけお小遣いとして引き出す」が11%となった。
夫婦間の「お小遣い制度」に関して、夫婦間にお小遣い制度が「ある」と答えた人が36%。「ない」と答えた人が64%。全体のお小遣いの月額平均は34,430円になった。「共働き・子供なし」の家庭での男性平均金額は39,918円、女性は32,162円。「共働き・子供あり」の家庭での男性平均金額は38,158円、女性は26,225円。「専業主婦(主夫)・子供なし」の家庭での男性平均金額は38,077円、女性は21,304円。「専業主婦(主夫)・子供あり」の家庭での男性平均金額は38,564円、女性は20,038円となった。
現在のお小遣い金額に満足しているかの問いに対し、「はい(36%)」、「いいえ(35%)」、「どちらでもない(29%)」となった。
今回の調査からは、共働きか否か、また子どもの有無によって夫婦間のお金の管理が異なることが伺える結果となった。世代が若くなるほど「別会計・共働き」を採用する夫婦が増えているようである。調査期間は2014年8月28日(木)~9月2日(火)。調査対象は、マネーフォワードユーザー既婚者男女3,078名。(編集担当:堺不二子)