【今週の振返り】SQ週のジンクスが復活し408円下落した週

2014年10月11日 20:14

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3日で272ドル安、274ドル高、334ドル安と日替わり乱高下のNYダウと、100円台の下落がズルズル4日続いた日経平均との、コントラスト鮮やかな秋。

 日経平均は209.23円安の15574.60円と大幅安で始まる。TOPIXは17ポイントを超える大幅下落。午前9時29分に15600円にタッチしても9時52分に15520円まで下落。その後はおおむね15550~15600円のレンジで動く。10時30分に国慶節休暇を終えた上海市場が1週間ぶりにプラスで再開。香港ハンセン指数はマイナスで始まるが日経平均は特に反応なし。振れ幅が次第に縮小し前引けは15552円だった。

 後場は少し高く15568円で再開。午後1時50分頃まで前場と同じ15550~15600円のレンジで小動きするが、2時前に15620円近辺まで上昇する。2時に9月の景気ウォッチャー調査(街角景気)の結果が発表され、現状判断は47.4で8月から横ばいで市場予測の48.5を下回り、先行き判断は48.7で8月の50.4から1.7ポイントも低下して4ヵ月連続の悪化。景気の先行きに悲観的な見方がひろがっていた。ドル円は追加緩和期待でやや円安方向に動いたが、日経平均は15600円付近までいったん下落。しかしすぐ持ち直して2時台は高値を取りながら上昇し2時23分に15643円まで上昇。しかし終盤は押し下げられて15600円台を維持できず、やはりSQ週の水曜日。大引け前に売買が交錯し少し乱高下したが終値は187.85円安の15595.98円で続落。日中値幅は123円。TOPIXは-16.04の1274.85だった。売買高は22億株、売買代金は2兆1732億円で大台に乗せていた。

 値上がりは水産・農林のみ。値下がりで下落幅が小さいのは繊維、食料品、証券、陸運、金属製品など。下落幅が大きいのは鉱業、輸送用機器、精密機器、機械、ゴム製品、海運などだった。

 8日のNYダウは274ドル高で前日の下落分を全値戻しし3日ぶり反発。尻上がりに上昇し終盤17000ドルの大台にもタッチした。毎日ボラティリティが激しい。NASDAQは83ポイント上昇。FOMCの議事要旨が発表され、ヨーロッパの景気、ドル高の悪影響、低インフレ率の長期化への懸念の声が入っていたことで早期利上げ観測が後退した。9日朝方の為替レートはドル円が円高に振れて108円台前半、ユーロ円は137円台後半で、ユーロは高く戻していた。

 日経平均は85.55円高の15681.53円と反発スタート。TOPIXもプラスで始まり直後に1280台に乗せる。15700円を突破して午前9時17分に15732円まで上昇するが、5日移動平均の15728円近辺で上値を抑えられ、9時台後半は下落して15700円を割り込み9時43分には15643円まで下げ、TOPIXは1280を割り込みマイナスに。為替は円安方向だがTOPIXに大規模な指数先物売りが入った。

 10時台も下落は続き10時19分に15618円まで下げ、TOPIXは1270ギリギリまで下げる。値がさ株の上昇に支えられ日経平均はプラスを維持するが、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回りTOPIXはマイナスという、前日とは逆パターンの「NTねじれ現象」が続く。上海総合指数も香港ハンセン指数もプラスで始まると日経平均も反応して15700円付近まで上昇し、TOPIXも一時プラスに浮上。11時台は15650~15670円のレンジの小動きで推移し、前引けは15666円だった。

 昼休みにドル安円高が進んで108円を割り込み、後場はマイナス圏の15590円で再開し午後0時32分に15563円まで下落する。1時台はさらに下げて1時52分に15489円と、とうとう9月1日以来の15500円割れ。2時台は15500円台前半に持ち直すが、終盤に再び仕掛け売りが入ってまた15000円を割り、大引けにかけどんどん下げる。2時56分に15461円のこの日の安値をつけるが、皮肉にも為替は円安に反転し109円に接近していた。終値は117.05円安の15478.93円で3日続落。日中値幅は271円もあった。TOPIXは-14.07の1260.78。売買高は22億株、売買代金は2兆1112億円で3日連続2兆円超え。

 プラスセクターは水産・農林のみ。マイナスセクターで下落幅が小さいのは小売、繊維、電気・ガス、不動産、空運など。下落幅が大きいのは建設、金属製品、電気機器、機械、卸売、倉庫などだった。