【今週の振返り】SQ週のジンクスが復活し408円下落した週

2014年10月11日 20:14

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3日で272ドル安、274ドル高、334ドル安と日替わり乱高下のNYダウと、100円台の下落がズルズル4日続いた日経平均との、コントラスト鮮やかな秋。

 9日のNYダウは334ドル安、NASDAQ総合指数は90ポイント下落。日替わり大変動でNYダウの日足チャートはまるでバーコード。特にこれといった悪材料はなく、ヨーロッパ経済の停滞、日本の景気減速、為替のドル高、原油など商品価格の下落、企業決算懸念などをひっくるめたアメリカ経済、世界経済に対する「漠然とした不安」で下げてダウ30種は全てマイナス。10日朝方の為替レートはドル円が107円台後半、ユーロ円が136円台後半で円高が大きく進行していた。

 日経平均は186.05円安の15292.88円で始まる。TOPIXは1240を割り込んで開始。5分ほどでSQ推計値15296.37円が出るが、その時点ですでに「まぼろしのSQ値」ではなくなった。午前9時14分に15259円まで下落するが、その後はおおむね15300円を軸に30円幅で動く展開。香港政府と学生団体が10日の対話集会を見送ってハンセン指数はマイナス。上海総合指数もマイナスだが、日経平均は10時台後半に少し上昇し10時56分に15345円まで上昇。その後も15300円を割ることなく前引けは15326円だった。

 後場は下げ幅を少し拡大して再開し、すぐに15300円を割り込む。15300円に戻れないまま午後1時台は値を切り下げ1時43分に15221円で底を打つ。その後、15250円オーバーの水準まで少し戻した。日経平均は15250円を軸におおむね上下40円幅ぐらいで推移。利益確定売りの金曜日は3連休前は下げがきつくなる上に、日替わりで大幅高と大幅安を繰り返すアメリカ市場への警戒感もある。それでも終盤上昇してSQ値の15296円を超え15300円にタッチ。終値は178.38円安の15300.55円で4日続落し1勝4敗、前週末3日終値から408.10円下落して今週の取引を終えた。日中値幅は124円。TOPIXは-17.69の1243.09。売買高は28億株、売買代金は2兆6877億円。

 全セクターがマイナス。下落幅が小さい業種は水産・農林、不動産、倉庫、医薬品、陸運、小売など。下落幅が大きい業種は鉱業、非鉄金属、銀行、機械、電気機器、鉄鋼などだった。(編集担当:寺尾淳)