維新の党の江田憲司代表は29日の記者会見で、国会議員に支給されている月100万円の文書通信交通滞在費について「明日30日から党のホームページで公開するので、重箱の隅をつつくような議論でなく、是非、建設的な意見を寄せて頂きたい」と要請した。
また、震災復興財源にあてるために議員歳費の2割カットをしていた分を消費税引き上げの翌月に戻したことなどを問題視し、衆議院本会議で取り上げ、身を切る改革の必要を訴えた柿沢未途政調会長に「じゃ、お前が(議員歳費2割カット戻し分、年間400万円以上)返せ」という野次が『自民党の席から飛んだ』(江田代表)ことに「身を切る改革に賛成もしないような政党にお前が返せ、などという資格なんてない」と強く野次を飛ばした議員を批判した。
また、自らが国会質問に立った時、同じような野次がでれば「あなた、それでいいのですか」と名指しして対応する意向もみせた。有権者にそれを言ってくださいと求めるし、野次を飛ばしたらテレビ中継の中でも固有名詞を私は言いますと強く批判した。
補正予算の賛否については30日の臨時執行役員会や国会での質疑などを見て、党としての立場を決めるとした。(編集担当:森高龍二)