維新の党の江田憲司代表は６日、新年仕事始め式のあいさつで、先の総選挙を振り返り「４１議席を得、次につながる選挙戦が出来たと思う」と一定の成果を見たとしたうえで、今春の統一地方選について「全国津々浦々に有為な人材を擁立していきたい」と党勢拡大への意欲を示した。
また、「１年半後には参議院選挙があるので、その選挙戦を戦い抜くためにも、今年は維新のカラーを前面に押し出していきたい」と訴えた。
江田代表は「維新のカラーはふたつ」と語り「一つは議員や役人（公務員）が身を切る改革の断行だ」とし、国民の声をバックに、国会議員歳費の３割カット、議員定数の３割カット、文書通信交通滞在費の公開などの実現を目指すとした。
またカラーのふたつ目は「抵抗勢力を打ち砕く改革、既得権益を打破する改革」と述べ「しがらみのない維新の党」だからできる「岩盤規制の改革を実現しよう」と呼びかけた。また、地域が主役の政治実現をめざそうと語り、国会議員、事務局が一丸となって態勢を整えて行こうと協力を求めた。（編集担当：森高龍二）
