辺野古新基地の反対運動に逮捕者?

2015年02月23日 08:12

 社会民主党の福島みずほ副党首が22日夕、「米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先に隣接する名護市の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で22日午前、名護市辺野古移設に反対する活動家を米軍側が連行した」とツイート。福島副党首は「どんな理由でできるのか」と反発している。

 後のツイートでは「名護署が(沖縄平和運動センターの)山城博治さんたちを(基地内に侵入した)刑事特別法違反容疑で、これから逮捕拘留手続きをとるとのこと」と発信。米軍の憲兵隊が連行した後に、名護署に身柄を引き渡したもよう。

 今回の対応に「辺野古新基地建設反対運動に対する弾圧だ」とし「国会議員、県議らも名護署に到着、署長へ面会要求しているが、名護署は拒否している」と状況を発信した。

 この日、午後から新基地建設に抗議する県民集会が予定されていたため、中心的な山城さんがターゲットにされたのでは、との見方もでており、普天間代替施設の辺野古建設も課題を抱えていることを浮き彫りにした。(編集担当:森高龍二)