オール民主で党再生を誓う 民主党定期大会

2015年03月02日 08:28

 民主党は1日、2015年度定期大会を都内で開き、網膜剥離再発の手術から日が浅いため、大会に出られない岡田克也代表のメッセージを蓮舫代表代行が伝えた。岡田代表は「週明けには退院し、党務・政務にまい進する」と伝えるとともに「女性と地方を大きな柱に、党の再生、国民の信頼回復に全力を挙げる」と決意を示し、オール民主での党再生を改めて訴えた。

 また岡田代表は「統一地方選挙は民主党の土台を固める非常に重要な選挙」とし「各地域でも現有議席を確保し、1議席でも2議席でも上積みできるよう取り組みをお願いしたい」とした。

 そして「生活者の立場に立ち、その生活の再生、個々人の生活の集合体である地域の再生を出発点として、日本の再生を図っていく。一括交付金、農業の戸別所得補償、介護従事者の待遇改善などは地域で暮らす皆さんの生活を後押しし、多様で元気な地域暮らしに直結する政策だ」と党で取り組む政策の一環を伝え「上から目線、中央主導でなく、民主党は地域の皆さんに寄り添い、現場重視の政策を進めてきた」として、今後もその立ち位置を踏まえた政策を推進していく考えを強調した。(編集担当:森高龍二)