菅義偉官房長官は11日夕の記者会見で、日本年金機構が管理する個人情報125万件が流出した案件について「一番大事なことは実態把握と原因究明だ」とし「2次被害にいたらないよう全力であたることが大事だ」と語った。
一方で、『漏れた年金』との表現が使われていることについて「年金は漏れていない。漏れた年金ということは国民に無用な不安や誤解を招きかねない。余計な不安を与えるような表現はマスコミにも控えていただきたい」と協力を求めた。
そのうえで、菅官房長官は「いずれにしろ、個人情報が流出したことには大変申し訳なく思っている。情報が流出した方々にご迷惑をかけないよう、しっかり対応していきたい」と陳謝し、2次被害をうけないよう対応する姿勢を強調した。(編集担当:森高龍二)