「一国で平和守れない、国際社会の常識」と外相

2015年07月22日 10:27

 岸田文雄外務大臣は21日の記者会見で、安保法案について「我が国をめぐる安全保障環境は大変厳しい。まずは外交によって好ましい国際環境をつくるべく努力しなければならないが、万が一の場合に備えて切れ目のない安全保障体制をつくっていくということは重要な取り組みと考えている」と法案成立へ理解を得られる努力をしていくとした。

 会見で岸田外務大臣は「どの国も一国のみでは自らの平和や安定を守ることができない」とし「これが国際社会の常識になっている」とした。

 そのうえで「我が国として国際社会の平和や安定にしっかり貢献していかなければならない。そのことが我が国の平和や安定にもつながっていく。政府にとって国民の命や暮らしを守るということは大変重要な責務であると思うし、平和安全法制はそのための法制であると考えている。これから参議院の議論が始まるので、ぜひ丁寧に謙虚に分かりやすく説明する努力を続けていきたい」とした。

 また徴兵制について「憲法第18条の苦役との関係において許されないという説明をさせていただいている。政府としての説明については各閣僚一致をしている。私(大臣)も同じ認識だ」と記者団の質問に答えた。(編集担当:森高龍二)