10代から60代の全国男女に対し、Facebookに登録をしていない人に対し、登録をしない理由を尋ねたところ「自分には不要なサービスだから」がもっとも多かったことがリサーチバンクの調べでわかった。
10代から60代の全国男女に対し、Facebook(フェイスブック)への登録の有無を尋ねたところ、登録をしているのは38%であった。Facebook(フェイスブック)に登録をしていない人に対し、登録をしない理由を尋ねたところ「自分には不要なサービスだから(54%)」がもっとも多い結果になった。続いて「実名で登録することがいやだから(42%)」「面白さ・楽しさがわからないから(27%)」「サービスの内容がよくわからないから(20.7%)」「ほかのSNSの方がよいから(7.9%)」。
Facebook(フェイスブック)に登録をしている人に対し、登録名について尋ねたところ、83%が「実名で登録している」と回答した。また、プロフィール写真について尋ねたところ、「顔がわかる自分の写真を使っている」人は30%だった。男性では31.5%、女性は27.7%となっており、女性よりも男性の方が自分の写真を使用しているようだ。
ログイン頻度を尋ねたところ、「1日複数回(24.3%)」がもっとも多く、続いて「1日に1回程度(17.6%)」「週に1回以下の頻度(17.0%)」「登録しただけで、利用していない(14.9%)」「週に1回程度(13.8%)」「2~3日に1回程度(12.4%)」となっており、利用者全体のうち1日一度以上ログインしている人が約半数であった。
週に1回以上Facebook(フェイスブック)にログインをしている人に対し、何をしているのか尋ねたところ、「友達の近況をチェック(56%)」「自分の近況を報告(42%)」「Facebookページの利用/閲覧(38%)」が上位になった。また使用デバイスを尋ねたところ、「パソコン」が69%でもっとも多く、続いて「スマートフォン」が58%という結果になった。
SNSの先駆けであったFacebook。実名ベースでの登録にハードルを感じる人はいまだに多いようだ。今回の結果では、男性より女性の方がプロフィールに自分写真掲載を控える傾向がみられた。近年若い女性を中心に自分で自分を撮影する「セルフィー」が一般化してきているが、一方でプライバシーを気にしている女性も多いようだ。(編集担当:堺不二子)