野党選挙協力合意で地方組織も総力 志位委員長

2015年10月28日 12:37

 日本共産党の志位和夫委員長は日本記者クラブで講演し、最も伝えたかったことをツイッターで発信。「国民連合政府」実現のための野党選挙協力は「選挙区の棲み分けといった消極的なものにとどまるものではない」とし「国民的大義のもとに選挙協力の合意が実現すれば、お互いに、勝つために必要なことを何でもする」とアピールするとともに「わが党でいえば全国の地方組織が自公を倒し勝利するために総力をあげる」と強い決意を示した。

 志位委員長は、宮城県議選で共産が議席を倍増なったことなどを踏まえ「安倍政権の国民無視の暴走への深い怒りが噴き出した。そのもとで共産党を支援する自発的な動きがたくさん起こった。野党共闘が実現すればこうした動きが画期的に広がると思う」とした。

 また国民連合政府実現にむけた野党間の合意には一定時間がかかるとしたうえで「それぞれ党にはそれぞれ事情もある。選挙に間に合わせなければならないが、多少、長い目で見て下さるとありがたい。粘り強く話し合いを続け必ず合意を達成したい」と書き込んでいる。(編集担当:森高龍二)