陸自のオスプレイ導入「計画通り進めたい」防相

2015年11月25日 08:06

 中谷元防衛大臣は24日の記者会見で、ハワイ州オアフ島で5月に起きた新型輸送機オスプレイMV22の着陸失敗事故に関する調査結果について、米国太平洋海兵隊副司令官から説明を受けたとし「主な原因の1つはフライトプランの問題、2つ目はパイロットの判断の問題、3つ目は構造的な問題ではないが、エンジンに支障をきたしてしまったということだった」と語り、エンジンそのものに構造的な問題があっての事故ではなかったとした。

 これに関連して、中谷防衛大臣は陸上自衛隊のオスプレイ導入計画について「私も何度かオスプレイに乗った。改めて今回の事故原因を聞いて、私なりには理解できたので、予定通り導入ができるように進めていきたい」と語った。

 中谷防衛大臣は「簡単にいえば、着陸ゾーンに砂とか小さい石がたくさんあることを事前に把握することができなかったフライトプランの問題。パイロットが着陸を2回試み、着陸ゾーンに長く留まってしまったため、設計以上の時間、その状況にいたことでエンジンに異質な小さい石が入ってエンジンの本来の構造に支障をきたしたということだ」と説明。

 中谷防衛大臣は「エンジンそのものに構造的な問題はなく、マニュアルを見直し、パイロットの判断が的確に行われるようにしたということだった。MV22の設計には根本的に欠陥があるわけではないということだった。でした。米国内においては砂塵内における飛行時間を更に制限するマニュアルの改訂、砂塵内に滞在する時間制限についての教育の徹底といった再発防止策がとられるということの説明を受けた」とした。(編集担当:森高龍二)