安倍政権打倒へ一致し行動 民主、維新

2015年12月16日 08:48

民主党と維新の党は統一会派「民主・維新・無所属クラブ」の運営協議会設置総会を15日開き、安倍政権打倒へ一致した行動を確認した。

 民主党の岡田克也代表は「次の国会はまさしく、日本の政治にとって正念場だ」と語り「しっかりと安倍政権の暴走に歯止めをかけるための議論が展開できるかどうか、そのことがその後の参院選の結果にも直結してくる。是非、それぞれの委員会でしっかりと議論し、国民の皆さんがわれわれの議論を理解して『国会が機能している』と思ってもらえるような国会にしなければならない」と決意を示した。

 また維新の党の松野頼久代表も「民主党と統一会派を組み、概ね100人弱、衆院で大きな固まりとなった」と語り「思いは今の自民党政権に対し、しっかりとした野党の態勢を組む、そして次の衆院選で政権交代を果たしていく、勝つことだけに思いを込めてここまで苦労してきた。今度の国会は最大の山場となる。参院選挙の結果は国会運営にかかっている。われわれも一生懸命頑張っていく」とした。(編集担当:森高龍二)